最後の

このブログでは、エアリアルシルクに手を出した1年間を思い返して、その当時に考えていたことを、 誰かに見せるためというよりは自分のために再構築して書いてきました。…

本 に な り ま す ! (物理)

長かったような短かったような、9ヶ月書いてきたこのブログも先日の記事で最後。 振り返れば31篇も記事を書いていて、せっかくなので再編集して本にすることにしました!…

緋色の研究

私がエアリアルシルクを直接の原因として経験した目立った怪我と言えば、脇腹の火傷だ。(十中八九エアリアルが原因だが、100%そうだとは言い切れない椎間板ヘルニアを除いては。。)…

不自由な選択肢

以前に成功や入賞ではなく失敗や敗退の数をノルマとして自分に課していくという話をしたが、挑戦し敗れることは実際のところシャレにならないくらい痛いので、経験した直後はそんな目標を立てた自分を呪いたくなるくらい後悔することになる。…

工芸的に美しい漸近 (演技構成の作り方2)

前回記事に続き、エアリアルシルクの演技構成の作り方メモ後半です。 人によって才能も培った技術も違えば、エアリアルをやる理由だって違うでしょう。自分に合ったスタイルというのも人それぞれで、構成・コレオは好きなやり方で作っていいモノですが、それでもどなたかの参考になれば嬉しいです。…

流れる

手放し率の話にも通じるのだが、シルクに登る前から一目見て特殊な訓練を積んだ人間だとわかるプロのエアリアルを見た時、最も意外に思えたのは、演技の中で実施する技の少なさだった。 あれだけの身体能力と技術があり、難しい得意技も沢山持っているのに、演技の中にはそれほど持ち込まず、技をしていない時間がとても長い。…

全力尽くしてもダメだったらそれもまた風流

始まりはいつも悪くない。 新しい体験に踏み出した時は全てが新鮮で、私を取り囲む未知の要素は、予期せぬ自分の変化と、これから起こるであろう冒険の予感を否応なく高めてくれる。 アルコールとカフェインと刺激的な人間の外交的な魅力とをまとめて一度に摂取した夜のように、弾ける心臓の鼓動は静まってはくれず、…

月でシルクを結ぶ日 (布と器具の強度について)

体重何キロぐらいですか?と女性に訊くのはマナーとして憚られるが、成人のエアリアリストなら女性でも大体 200kg 前後くらいの体重は一般的な範囲内だと思う。もちろん体重の測り方はこうだ。器具…